Lý Sơn島は、小さいながらも独特のおいしい味があるニンニクの産地として有名で、「ニンニク王国」として知られています。ベトナムでは、ニンニクは主に河川のデルタ地帯で栽培されていますが、溶岩を砂とサンゴが混在させた火山噴火によって形成されたLý Sơn島でもよく成長します。島の住民は、ニンニクは多くの病気を治すと信じ、悪魔さえも追放すると考え、ニンニクの栽培が拡大したようです。現在、玉ネギ、海産物とあわせて島の特産物になっています。
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