パキスタンは「パキスタン・イスラム共和国」という国名からも分かるように、国民の約97%がイスラム教徒です。パキスタンではお酒が飲めないと思う方もいますが、1860年創業の醸造会社「Murree Brewery」がビール等のお酒を販売しています。マリービールは、パキスタンがイギリス領インド帝国だった1860年にイギリス軍人の需要に応える形で創業を始めたそうです。当時はビールの世界大会で優勝するほど優れた品質だったそうです。分離独立後も会社は存続し、現在でもビールを始めとした各種リカーを製造しています。カラチでは、市内の各マーケットでひっそりと販売されているそうです。しかし、看板などもちろん出しておらず間口の狭い店がほとんどであるため、現地の人等に教えてもらわないと手にいれることができません。写真はパキスタンの知り合いが手に入れてくれた London DRYGINです。