Rで楽しむベイズ統計入門―しくみから理解するベイズ推定の基礎

本屋さんに行くと、統計学やベイズ統計の本があふれています。頻度論を基礎とした統計学を学んだ人(「頻度論者」と呼びます)の中には、ベイズ統計は事前分布という主観的なものを入れ込むので「信用ならない」と言う人もいます。一方で、ベイズ統計の信者(「ベイズ論者」と呼びます)は、ベイズ統計は頻度論よりも柔軟性が高く、洗練された高度な統計学であり、より優れていると主張します。最近、頻度論者からベイズ論者に変身する考古学者が見受けられます。ベイズ統計では、MCMCという柔軟なアルゴリズムを使うことで多様な問題を扱うことが可能です。簡単な問題を例に、簡単な統計言語「Rの命令」を使って実際に計算することで、ベイズ統計の仕組みを学ぶうえで、「Rで楽しむベイズ統計入門―しくみから理解するベイズ推定の基礎」(奥村 晴彦/牧山 幸史/瓜生 真也【著】/石田 基広【監修】、技術評論社、2018/1/16発刊)は素敵な本です。

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