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16世紀のムガール帝国アクバルの治世中(1556~1605年)にはインド(現パキスタン・インド)で絨毯作りが盛んになりました。ムガール帝国では王宮内はペルシャ語が使われており、宗教や文化もペルシャの影響を受けていました。ペルシャ絨毯の基礎が確立された時期でもありインド絨毯はペルシャ絨毯の影響を多大に受けました。 現在、パキスタン・インド・中国の紛争地帯であるカシミール地方では15世紀にペルシャや中央アジアから絨毯の製法が伝わったとされています。写真は、 2018年9月18日にシュリーナガル市内の工房で撮影