The Fourteenth International AMS Conference (AMS14)が、8月12日~20日にカナダ・オタワ大学で開催されました。加速器質量分析法およびその応用研究の多数の発表がありました。本コンファレンスでは、”Development of sequential CO2 trapping system for radiocarbon measurements”という加速器質量分析の技術的な開発の研究成果の報告を行いました。炭素14年代の対象試料のコンタミネーションの評価を厳密にするたる目的で、貝殻試料などを外側から順次分解して発生したCO2や木材試料を昇温させながら発生する燃焼する際に発生するCO2を捕集する装置を開発しました。