第4回パレオアジア文化史学研究大会


第4回パレオアジア文化史学研究大会を開催しました(2017年12月9日・10日、東京大学 本郷キャンパス理学部2号館・講堂)。本研究会の共通テーマは「文化の多様性とその定量化」です。A03計画研究班は、「北ユーラシア交替劇にかかわる年代データの定量的解析」(髙倉純・北川浩之・西秋良宏)、「バズワードとしての「文化」」(近藤康久・大西秀之・岩本葉子)、「最終氷期におけるシベリア地域の生物活動維持機構:気候変動がもたらす生物学的多様性」(奈良郁子)、「最終氷期から完新世における中央アジアの水文環境変動の地域性とその原因」(勝田長貴)の講演を行いました。また、

「青森県つがる市,出来島海岸最終氷期埋没林における花粉分析」(藤木利之・北川浩之)、「光ルミネセンス(OSL)年代の不確定性」(田村亨)、「南ヨルダンの中部・上部・終末期旧石器時代遺跡堆積物からの古環境復元の試み(予察)」(長谷川精・門脇誠二)、「パレオアジア気候データベース」(北川浩之・奈良郁子・藤木利之・長谷川精・田村亮・近藤康久)のポスター発表もあわせて行いました。